グラビティブラスト（2021年生、母レヴリ）

Gravity Blast

2021.04.06

グラビティブラスト（2021年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ドラムの奏法」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサトノアレス（当時7歳）と交配したレヴリが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はマリオステーブル。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂本智広から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって341万円で落札された。

嘉藤貴行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

6月17日、デビュー戦は小林脩斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に敗れた。

6月25日、連闘で迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したコラソンビートを差し切れず、3馬身差の2着となった。

7月22日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、ティンクに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月26日、中4週で迎えた4戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

3歳（2024年）

1月14日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は勢いを失って16着に敗れた。

8月11日、約7か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

2024年8月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。