ウイニングブレス（1999年生、母テンドラー）

ウイニングブレス（1999年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「勝利の祝福」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時6歳）と交配したテンドラーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日進牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方16戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の一般C8。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,785万円（8.93万×200口）で一口馬主が募集された。

柴田政見厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

7月13日、デビュー戦は黒岩悠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は482kg。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

7月28日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

8月4日、連闘で迎えた3戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

9月7日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は黒岩悠騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

4歳（2003年）

7月21日、約10か月半の休養明けで迎えた5戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた6戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた7戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた8戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原良一騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた9戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤原良一騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクエモーションからハナ差の2着となった。

10月28日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアズマタイガーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のキングクレイグをクビ差制して優勝

12月2日、中2週で迎えた12戦目は、つわぶき特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月11日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコマレンゲをクビ差制して3勝目を挙げた。

5歳（2004年）

1月3日、中2週で迎えた14戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、ケンタウロスカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた15戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロキスペクターに4馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

1月28日、連闘で迎えた16戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（5戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のベルモントルークをハナ差制して5勝目を奪取した。

2月9日、中1週で迎えた17戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、さくら草特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマジョリテをクビ差制して制した。

3月24日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、パンジー特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた20戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。