イソノシュンライ（2011年生、母ヴォルケーノ）

イソノシュンライ（2011年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋春雷」。毛色は栗毛。種牡馬のジャイアントレッカー（当時9歳）と交配したヴォルケーノが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）様似共栄牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方41戦3勝2着8回。主な勝ち鞍は2015年の一般C2-2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、様似共栄牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

1月26日、デビュー戦は伴啓太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は448kg。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

4月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップピーチ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

7月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいいところがなく14着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

9月28日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2-9（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

10月5日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた7戦目は、一般C2 15（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2-9（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2 16（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

10月26日、連闘で迎えた10戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったオーミアリエルに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月9日、中1週で迎えた11戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したトウカイラッキーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月23日、中1週で迎えた12戦目は、もっちゃん28歳誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウルトラトップに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、パープルセブンに交わされて2馬身半差の2着となった。

12月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

4歳（2015年）

3月27日、約3か月の休養明けで迎えた15戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

4月4日、連闘で迎えた16戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に敗れた。

4月12日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2-6（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

4月19日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったエカヒに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月28日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のパルビフロールスをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

5月17日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた22戦目は、健太郎裕美SSTR参戦記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた23戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、一般C1-7（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1-6（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月7日、連闘で迎えた25戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた27戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、銀ちゃん記念（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたアドマイヤアクア決め手に屈して半馬身差の2着となった。

9月15日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったハクサンスカイをクビ差捉え切れず2着となった。

9月29日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

10月6日、連闘で迎えた31戦目は、福盛杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったユンゼイに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月13日、連闘で迎えた32戦目は、菊花フェス特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で葛山晃平騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったアンフォルタスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月27日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で葛山晃平騎手（6戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて難なく抜け出し、最後は2着のクンペルに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月17日、中2週で迎えた34戦目は、オムライスの日特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

12月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、機具岩ライトアップ特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（9戦2勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

12月15日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた36戦目は、ライヴで金沢競馬賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

12月24日、連闘で迎えた37戦目は、金沢競馬お年玉杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

5歳（2016年）

3月27日、約3か月の休み明けで迎えた38戦目は、一般B2四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた39戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1-4（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた42戦目は、やったぜ伸一祝定年隠居記念（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた43戦目は、熊本地震被災復興祈念（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた44戦目は、熊本地震被災地復興祈念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田勇真騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた45戦目は、虫送り祭り特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。