ニューシティワープ（1994年生、母コスモトウショウ）

ニューシティワープ（1994年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウインザーノット（当時14歳）と交配したコスモトウショウが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は風間洋。戦績は、中央平地10戦0勝、地方20戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年の一般C。

経歴

デビュー前

西橋豊治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

2月23日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた2戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神芝2200m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

4月20日、中4週で迎えた3戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

8月3日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

8月10日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた6戦目は、細江純子騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

9月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で細江純子騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた8戦目は、押田純子騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は細江純子騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で細江純子騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月31日、中8週で迎えた11戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったナカトップタクマから1馬身差の2着に敗北した。

4歳（1998年）

1月5日、連闘で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月10日、連闘で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハーヴェストレインに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月28日、中4週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウアランに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月14日、中1週で迎えた16戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月23日、連闘で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルファセリンから1馬身半差の2着に敗北した。

3月30日、連闘で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月4日、連闘で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井浩和騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月5日、中5週で迎えた23戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた25戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のエスケイダリアに1馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

8月2日、連闘で迎えた26戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた27戦目は、一般C（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた28戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエスケイダリアに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月5日、中1週で迎えた29戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったノゾミローズから半馬身差の2着に敗北した。

9月19日、中1週で迎えた30戦目は、一般C（中津ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高山伸一騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエスケイダリアをクビ差制して5勝目を収める