ポンペイワーム（2016年生、母Briecat）

経歴

デビュー前

石坂正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

10月27日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウゼッケイに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

12月9日、中5週で迎えた2戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に敗れた。

3歳（2019年）

1月13日、中4週で迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

4月13日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったディープダイバーにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

4月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝1200m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったタマモメイトウにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

10月27日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

4歳（2020年）

2月1日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラスの小郡特別（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

3月29日、中7週で迎えた8戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1200m 晴/重）に出走。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて15着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

5月9日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

8月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は浜中俊騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

9月6日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

11月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のタイガーサイレンスに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

5歳（2021年）

1月11日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上2勝クラスの尾頭橋特別（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（2戦1勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

3月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、4歳以上2勝クラスの四日市特別（中京ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったロードアブソルートをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

4月24日、中3週で迎えた17戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず10着に敗れた。

6月12日、中6週で迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの大倉山特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に敗れた。

12月12日、約6か月の休み明けで迎えた19戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの夙川特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

6歳（2022年）

1月16日、中4週で迎えた20戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

3月24日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、駿風スプリント（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のモズアンビリバボーに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月13日、中2週で迎えた22戦目は、ハルシャギクスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮戦したが、勝ったエフェルヴェソンスにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中2週で迎えた23戦目は、ハナショウブスプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアルファベットに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月24日、中6週で迎えた24戦目は、ドレミスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた25戦目は、秋の山スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡村健司騎手（4戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

12月2日、中4週で迎えた26戦目は、里神楽スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡村健司騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

7歳（2023年）

7月25日、約8か月の休み明けで迎えた27戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、文月スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた28戦目は、新涼スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

9月29日、中7週で迎えた29戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、サファイアスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた30戦目は、秋の山スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

8歳（2024年）

4月30日、約6か月の休養明けで迎えた31戦目は、ネモフィラスプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡村健司騎手（6戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天与のガッツで諦めることなく走り切り、4着を確保した。