サブコンシャス（2005年生、母シャドウメモリー）

サブコンシャス（2005年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「潜在意識」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時7歳）と交配したシャドウメモリーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地12戦3勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、キャロットクラブによって1,680万円で落札された。

キャロットクラブにて総額2,400万円（6万×400口）で一口馬主が募集された。

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

8月23日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 曇/良）に出走。馬体重は526kg。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを14番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた13頭をごぼう抜きし、最後は2着のモエレタキオンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月20日、中3週で迎えた2戦目は、3歳以上500万下（中山芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のミヤビベガを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

10月25日、中4週で迎えた3戦目は、3歳以上1000万下の南武特別（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦2勝）。17頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

4歳（2009年）

1月24日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上1000万下の東雲賞（中山芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

3月1日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の潮来特別（中山芝2500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

8月22日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2200m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るドリームリフレクトを目の覚めるような末脚で3/4馬身差し切って休み明けの一戦を物にした。

5歳（2010年）

5月2日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の陣馬特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

8月28日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の阿寒湖特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

6歳（2011年）

2月12日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の稲荷特別（京都芝2000m 小雨/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

4月10日、中7週で迎えた10戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の白鷺特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着を確保した。

4月30日、中2週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の陣馬特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で大外18番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

6月11日、中5週で迎えた12戦目は、4歳以上1000万下の稲村ヶ崎特別（東京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。