ダイアナショー（1999年生、母ツジノダイアナ）

ダイアナショー（1999年2月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時11歳）と交配したツジノダイアナが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日田牧場。戦績は、中央平地23戦2勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2002年のカーネーション特別(500万下牝)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、日田牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、日田牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、三嶋牧場によって630万円で落札された。

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

7月21日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。

3歳（2002年）

2月2日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、勝ったブラッシングスカイにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

2月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

3月17日、中3週で迎えた7戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のツインベスト特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のショウナンターボに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月18日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳500万下のカーネーション特別（東京芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（6戦1勝）。17頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のジョウノヴィーナスに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のHBC賞（札幌芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

9月15日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上1000万下のHTB賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

9月28日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた13戦目は、3歳以上1000万下の道新スポーツ賞（札幌芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた14戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の神奈川新聞杯（中山芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

12月7日、中7週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の初霜特別（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（7戦2勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

4歳（2003年）

1月5日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上1000万下の初日の出賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（8戦2勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の吉野ケ里特別（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

9月6日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた18戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、最後はペガサスホープ、テンザンキラメキと並んで5着同着となった。

9月20日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下の石狩特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

9月28日、連闘で迎えた20戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

10月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（9戦2勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた22戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

12月14日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の犬山特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

5歳（2004年）

3月14日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた24戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の美濃特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。