エリモフロンティア（2008年生、母エリモセントラル）

エリモフロンティア（2008年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋最先端」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時13歳）と交配したエリモセントラルが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地6戦0勝、地方13戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

11月21日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮したが、4着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

3歳（2011年）

2月19日、中9週で迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/重）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

5月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

8月28日、中3週で迎えた6戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

10月25日、中7週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

12月6日、中5週で迎えた8戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた9戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4歳（2012年）

1月12日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したイフポッシブルを差し切れず、3馬身差の2着となった。

2月9日、中3週で迎えた11戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

3月6日、中3週で迎えた12戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では非凡な末脚を披露し、3着に入った。

3月28日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の4歳C3（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で沢田龍哉騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田龍哉騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3四五（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で沢田龍哉騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

8月13日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、一般C3九十（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で沢田龍哉騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で沢田龍哉騎手（8戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスティーヴイモンにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

9月19日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3四五（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で沢田龍哉騎手（9戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3六七八（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で沢田龍哉騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。