クララスイーム（1998年生、母キョウエイブルー）

Clara Theme

1998.04.25

クララスイーム（1998年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のミホノブルボン（当時9歳）と交配したキョウエイブルーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本 誠二。戦績は、地方19戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の3歳。

経歴

デビュー前

鷲見昌勇厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2000年）

6月19日、デビュー戦は近藤二郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は430kg。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

7月26日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で近藤二郎騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったラッキーアンサーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月14日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で近藤二郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で近藤二郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で近藤二郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオグリスラッガーを自慢の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月24日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦のチャレンジ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で近藤二郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた7戦目は、坂井薫人騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

11月6日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳戦のチャレンジ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったミチノヴィーナスに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月21日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のサラ・プリンセス特別（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は近藤二郎騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、ミスターヴィジョンに交わされて3馬身差の2着となった。

12月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

3歳（2001年）

1月10日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は近藤二郎騎手（7戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

2月12日、中4週で迎えた13戦目は、埋橋浩樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の紅梅賞（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は近藤二郎騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で近藤二郎騎手（9戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は近藤二郎騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で近藤二郎騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のエソールをクビ差振り切って2勝目を手に入れた。

6月5日、中2週で迎えた19戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で近藤二郎騎手（12戦2勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。