キングスロード（1994年生、母リュウシコンジュウ）

キングスロード（1994年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアカデミックⅡ（当時9歳）と交配したリュウシコンジュウが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は秋場牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、中央障害20戦1勝2着4回、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

岩城博俊厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

9月7日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

3歳（1997年）

4月13日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた4戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゴールデンシリーズ第4戦（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。0着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた8戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、6着に入り込んだ。

7月30日、中2週で迎えた9戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の文月特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月9日、中0週で迎えた10戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で谷中公一騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のマルチスウェット特別（浦和ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で谷中公一騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で谷中公一騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた16戦目は、3歳戦の馬王賞（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で谷中公一騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた17戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で谷中公一騎手（7戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4歳（1998年）

3月21日、約4か月半の休み明けで迎えた18戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に55kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

4月4日、中1週で迎えた19戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月10日、中4週で迎えた20戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 曇）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 曇）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は江田勇亮騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 雨）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシベルウエザーから1馬身3/4差の2着となった。

7月12日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で江田勇亮騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカツノスマイルに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月7日、約4か月の休養明けで迎えた25戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 曇）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で江田勇亮騎手（6戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエルウェーウディーから1馬身半差の2位に入線したが、その後失格となった。

11月15日、連闘で迎えた26戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。11頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた27戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 雨）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は江田勇亮騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1999年）

1月16日、中5週で迎えた28戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた29戦目は、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で矢原洋一騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月22日、約3か月半の休養明けで迎えた30戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は江田勇亮騎手（8戦1勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルタスクから1馬身差の2着となった。

6月12日、中2週で迎えた31戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（9戦1勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた32戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝3350m 小雨/良）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（10戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月7日、中3週で迎えた33戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で江田勇亮騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロブロスから3馬身差の2着となった。

9月5日、中3週で迎えた34戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったローズコンテッサから3馬身半差の2着となった。

10月10日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は江田勇亮騎手（12戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（2000年）

1月15日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた36戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（13戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた37戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（14戦1勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。