ゲンパチレオニダス（2019年生、母ドリーミートーツ）

ゲンパチレオニダス（2019年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+バラの品種名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時11歳）と交配したドリーミートーツが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川勝春。戦績は、中央平地18戦2勝、地方8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

10月17日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、最後はシュホと並んで6着同着となった。

10月30日、中1週で迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3歳（2022年）

1月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻野極騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のミズノコキュウに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で荻野極騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

5月15日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳1勝クラスのはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は西村淳也騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。13着に敗れた。

7月17日、中8週で迎えた8戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバテてしまい13着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた9戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

11月13日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では天授の闘争心でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4歳（2023年）

1月22日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、B.ムルザバエフ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に58kgの斤量を背負って出走。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

1月28日、連闘で迎えた12戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るナツイロノオトメを上がり2位タイの末脚で3/4馬身差し切って制した。

4月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスのラジオ福島賞（福島ダート1150m 雨/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

6月3日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

7月22日、中6週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた15戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの郡山特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

10月1日、中9週で迎えた16戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は古川奈穂騎手（1戦1勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

11月19日、中5週で迎えた18戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

12月31日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた19戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般C1-5（高知ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ミッキーマインドにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5歳（2024年）

1月17日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた20戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた21戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた22戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、咸陽島公園特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモブライヤーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて3勝目を手にした。

2月28日、中1週で迎えた23戦目は、竜宮橋特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた24戦目は、べひべひ聖誕祭特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したグラティアスグーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

3月26日、中1週で迎えた25戦目は、三嶺特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた26戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた27戦目は、マリアージュは特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコモドアーズに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。