ミヤコノモノガタリ（2006年生、母イイデスワン）

ミヤコノモノガタリ（2006年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋物語」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時10歳）と交配したイイデスワンが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）グラストレーニングセンター。戦績は、中央平地6戦0勝、地方13戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の4歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グラストレーニングセンターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

1月31日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた2戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見所を作れず15着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた4戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/重）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた5戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

6月14日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

8月2日、中6週で迎えた7戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の小枝正欣国内全競馬場踏破記念（福山ダート1250m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月22日、中6週で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタヂカラオノミコトに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアグリハチマンから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミライセンスから2馬身半差の2着に敗北した。

11月8日、中1週で迎えた11戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のローゼンターフブログ開設記念（福山ダート1250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のギャラントブーボに3/4馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

11月15日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は池田敏樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフレアリングブイに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2010年）

1月2日、中1週で迎えた16戦目は、4歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミライセンスから2馬身差の2着に敗北した。

1月11日、連闘で迎えた17戦目は、4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（8戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のユノレベッカに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

1月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（9戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のザラストアラビアンに半馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で池田敏樹騎手（10戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。