ジューンハート（2020年生、母ジューンアイリス）

June Heart

2020.04.04

ジューンハート（2020年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+心」。毛色は芦毛。種牡馬のミッキーアイル（当時9歳）と交配したジューンアイリスが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はヒダカフアーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

杉山佳明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

11月27日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は458kg。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

3歳（2023年）

1月7日、中5週で迎えた2戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

2023年1月11日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

2月17日、中5週で迎えた3戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の和矢麻美の披露宴来場ありがとう（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の三遊亭好楽文化庁長官表彰記念杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したミトノクリールにアタマ差届かず2着に甘んじた。

3月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の近藤咲音生誕1周年記念レース（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたアンズ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4月21日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤聡一騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエクレアジョーイを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月17日、中1週で迎えた10戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の高野義也生誕28周年記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のナスタチウム賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（10戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。