ミスジュエリー（1985年生、母カミノカオル）

経歴

デビュー前

中村広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

9月12日、デビュー戦は伊藤栄騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

10月11日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤栄騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、ヤシマプリンスにハナ差交わされて2着となった。

10月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤栄騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、息の入らないペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

11月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤栄騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤栄騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったトウショウマリオに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

12月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤栄騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、クリノジョオーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

3歳（1988年）

1月23日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤栄騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、トサミズキにハナ差交わされて2着に甘んじた。

2月14日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤栄騎手（7戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

4歳（1989年）

8月12日、約18か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で伊藤栄騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

10月1日、中6週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下の松川浦特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で伊藤栄騎手（9戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下の医王寺特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で伊藤栄騎手（10戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下の久慈川特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で伊藤栄騎手（11戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下の伊達特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で伊藤栄騎手（12戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上400万下の浄土平特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で伊藤栄騎手（13戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

5歳（1990年）

6月16日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のアンクレットに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月7日、中2週で迎えた16戦目は、星野忍騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた17戦目は、牧之瀬幸夫騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた18戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧之瀬幸夫騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシンクロトロンに1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月29日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は伊藤栄騎手（14戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

10月28日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた20戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤栄騎手（15戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

6歳（1991年）

9月22日、約11か月の休み明けで迎えた21戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は三浦堅治騎手（1戦1勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。