スギヤマワッスル（1993年生、母ハヤブサアラナス）

スギヤマワッスル（1993年4月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワツスルタツチ（当時10歳）と交配したハヤブサアラナスが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤本牧場。戦績は、地方28戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は1996年の東京プリンセス賞。

経歴

デビュー前

中井利一厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1995年）

9月5日、デビュー戦は湯浅淳一騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で湯浅淳一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーグッドに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で湯浅淳一騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアスキットシービーに3馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

3歳（1996年）

1月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳戦の若獅子特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で湯浅淳一騎手（3戦2勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったノースピュアーから1馬身差の2着となった。

1月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の初風特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で湯浅淳一騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のキンセンカ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で湯浅淳一騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で湯浅淳一騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で湯浅淳一騎手（7戦2勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた9戦目は、尾形秋徳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエイプリル特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のトーヨーアジュディをクビ差制して勝利をモノにする

5月6日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の関東オークス（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾形秋徳騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は湯浅淳一騎手（8戦2勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のタカミプリティに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月18日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦のマリーンカップ（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で湯浅淳一騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミキノダンサーに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月8日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた13戦目は、トゥインクルレディ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で湯浅淳一騎手（10戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、クイーン賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で湯浅淳一騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月28日、中4週で迎えた15戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、初冬特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦のロジータ記念（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田部和広騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエフテーサッチをクビ差制して勝利を手に入れた。

4歳（1997年）

1月16日、中3週で迎えた17戦目は、東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田部和広騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。14着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた18戦目は、ダイヤモンドレディ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田部和広騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったドラールクラウンから半馬身差の2着に敗北した。

4月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた20戦目は、エメラルド特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月9日、約4か月の休み明けで迎えた21戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、サファイヤ特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた22戦目は、サファイヤ特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた23戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般A1（上山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた24戦目は、オパール特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中初騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた25戦目は、地方重賞の上杉まつり賞（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山中初騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた26戦目は、一般A1（上山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグローリーデイズから3馬身差の2着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた27戦目は、一般A2（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアカツキホーオーから1馬身差の2着となった。

5歳（1998年）

1月3日、中4週で迎えた28戦目は、ハンデ地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は湯浅淳一騎手（12戦4勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。