インテリアワード（2003年生、母レキオススター）

インテリアワード（2003年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「知能の高い（インテリジェント）より＋冠名。知的、優秀な馬である事」。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時15歳）と交配したレキオススターが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）加野牧場。戦績は、中央平地20戦2勝2着3回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

8月6日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。端をきり、かなり厳しいペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた2戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、バンブーエールにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月10日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったタガノエクリプスに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神でジリジリと辛抱強く粘り込んで難なく抜け出し、最後は2着のウインドスウェルに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月8日、連闘で迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい6着に終わった。

12月11日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

3歳（2006年）

1月5日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた7戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

2月11日、中4週で迎えた8戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の寒桜賞（京都芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた10戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで懸命に走り抜いたが、勝ったホウショウルビーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

4月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

4月15日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた12戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

8月12日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた15戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

9月18日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

10月22日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた18戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のレオベルリンに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2007年）

1月8日、中8週で迎えた19戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた20戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい17着に終わった。

7月15日、約6か月の休み明けで迎えた21戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。