エースオブエース（2012年生、母オンワードアリーテ）

エースオブエース（2012年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「エースの中のエース」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバゴ（当時11歳）と交配したオンワードアリーテが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）北島牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北島牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、前田幸治によって861万円で落札された。

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

8月24日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったリヴゴーシュに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったニシノオタケビに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。