ケンビション（2014年生、母アテナブルー）

経歴

デビュー前

2歳（2016年）

9月4日、デビュー戦は義英真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るソニックアローを上がり3位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月15日、中5週で迎えた2戦目は、2歳500万下の紫菊賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

11月20日、中4週で迎えた3戦目は、2歳500万下の秋明菊賞（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で義英真騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた4戦目は、2歳500万下のこうやまき賞（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で義英真騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

3歳（2017年）

4月8日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1600m 外回り曇/重）に出走。17頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

6月18日、中9週で迎えた6戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた7戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の御在所特別（中京芝1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

9月5日、中8週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた8戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカワラヒラ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

10月6日、中3週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた9戦目は、3歳戦のメジロ特別（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

4歳（2018年）

8月11日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg戻して迎えた10戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、ばんえい十勝 in 船橋2018（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

8月21日、中0週で迎えた11戦目は、阿波徳島元気堂カップ（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋利幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた12戦目は、仲野光馬騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のサマーダッシュ（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

5歳（2019年）

8月18日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（金沢ダート900m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオーミシェルーに2馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

9月15日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2九（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニッポンダンジに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月24日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2七（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のクリプトカレンシーに1馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

10月9日、中1週で迎えた16戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、ゆうか20歳おめでとう記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた17戦目は、河北潟ふれあいフェスタ賞（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1八（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったゴールドウイスパーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中1週で迎えた19戦目は、級スプリント特別（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は田知弘久騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月24日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1七（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

6歳（2020年）

3月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた21戦目は、ソメイヨシノ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1十一（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1十二（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクイニーアマンに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月29日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、オフコースに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中5週で迎えた25戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。