マーベラスムーン（2018年生、母ルナレガーロ）

マーベラスムーン（2018年2月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「素晴らしい月。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のドリームジャーニー（当時14歳）と交配したルナレガーロが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年のクチナシ特別(一般C32 C41)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、山本又一郎によって3,780万円で落札された。

小野望厩舎（北海道）へ入厩。

4歳（2022年）

4月20日、デビュー戦は小野楓馬騎手を鞍上に据えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったサクラファシナンテに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた2戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり4着に敗れた。

5月11日、連闘で迎えた3戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したサクラスヴニールを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月2日、中2週で迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 曇/重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、メンコイモモチャンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月23日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のモリミライに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月30日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、クチナシ特別（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマリアハッピーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月13日、中1週で迎えた7戦目は、ヤマユリ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた8戦目は、カスミソウ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた9戦目は、JA共済3Qカップ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野楓馬騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた10戦目は、ポーチュラカ特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野楓馬騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るケイアイマヌカを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

9月20日、中1週で迎えた11戦目は、日高町WEEK特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で小野楓馬騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた12戦目は、ホトトギス特別（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で小野楓馬騎手（10戦3勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

5歳（2023年）

6月22日、約8か月半の休み明けで迎えた13戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

12月28日、約6か月半の休養明けで迎えた14戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

6歳（2024年）

1月20日、中2週で迎えた15戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

3月17日、中7週で迎えた16戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

4月26日、中5週で迎えた17戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。