コスモムーンボウ（2016年生、母Compton Rainbow）

Cosmo Moonbow

2016.08.21

コスモムーンボウ（2016年8月21日）は、オーストラリアで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「月夜に掛かる虹。ハワイで有名な幸せのジンクス」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のSmart Missile（当時8歳）と交配したCompton Rainbowが8歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2020年の一般C2十三。

経歴

デビュー前

粕谷昌央厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

3月23日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1800m 小雨/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた2戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

12月7日、約8か月の休み明けで迎えた3戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

4歳（2020年）

1月2日、中1週で迎えた5戦目は、2020 初春賞（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のローリングハートに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマナツノユキを圧倒的な末脚でハナ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

4月14日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったクロスオブヴァローに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月27日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったヤマニンレガリーノに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた12戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

8月9日、中6週で迎えた14戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったステイクロースに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

8月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（10戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はジェードグリーンと並んで2着同着となった。

9月14日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1四（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。