ライラックエース（1984年生、母マロンライラック）

経歴

デビュー前

3歳（1987年）

3月8日、デビュー戦は出口隆義騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神芝1600m 曇/不良）に出走。馬体重は426kg。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出口隆義騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出口隆義騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着に入った。

4月29日、中2週で迎えた4戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るタマモアサカゼを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

12月20日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

4歳（1988年）

1月31日、中5週で迎えた7戦目は、5歳以上400万下（小倉芝2600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は須貝尚介騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

2月14日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のスナークファイターに2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

3月19日、中3週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の関ケ原特別（中京芝2500m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で須貝尚介騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月29日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で須貝尚介騎手（6戦1勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の白川特別（京都芝2400m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で須貝尚介騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下の生田特別（阪神芝2500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で須貝尚介騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮し、3着を確保した。

7月17日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上400万下の英彦山特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で須貝尚介騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマンノパワーをハナ差振り切って優勝

8月7日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の有明特別（小倉芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で須貝尚介騎手（10戦2勝）。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

9月11日、中4週で迎えた17戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のみなみ北海道ステークス（函館芝2500m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた18戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の大沼ステークス（函館芝2000m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。