アヤヒメ（2005年生、母アッサンブレ）

アヤヒメ（2005年5月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「家族名より＋姫」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時8歳）と交配したアッサンブレが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は戸川牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方17戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年のアタックチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、戸川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

8月30日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

9月12日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったジツリキバラードから1馬身差の2着となった。

9月26日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた4戦目は、川本裕達騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイアミフェスタから1馬身半差の2着に敗北した。

10月25日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモエレミルクイーンに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2008年）

5月14日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた7戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた9戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの乙女座特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のフットソウルジャーに3/4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンの射手座特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた12戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤデス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた13戦目は、カノープス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったソシアルセンプーから1馬身差の2着となった。

9月4日、中1週で迎えた14戦目は、アキルド特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月28日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、3歳以上500万下の朝里川特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（5戦1勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

10月16日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた16戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、馬産地日高優駿の里特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアグネスエナジーから6馬身差の2着に敗北した。

10月29日、中1週で迎えた17戦目は、ロータリークラブ杯（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したアグネスエナジーを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

11月12日、中1週で迎えた18戦目は、ホッカイドウ競馬三石ファンクラブ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

12月21日、中5週で迎えた19戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを16番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

4歳（2009年）

7月4日、約6か月半の休養明けで迎えた20戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったベストロケーションに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月1日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下の村上特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

10月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

11月22日、中3週で迎えた23戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。