メルティングポット（2015年生、母コスモポリタン）

メルティングポット（2015年3月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のハードスパン（当時11歳）と交配したコスモポリタンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。戦績は、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2018年の角成ると馬賞。

経歴

デビュー前

6歳のとき、ダーレー・ジャパンから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、山上和良によって286万円で落札された。

藤田輝信厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2018年）

12月27日、デビュー戦は柏木健宏騎手を鞍上に据えて、3歳戦の角成ると馬賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は531kg。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るピリリを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

4歳（2019年）

6月24日、約6か月の休養明けで迎えた2戦目は、富沢希騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って12着に敗れた。

7月28日、中4週で迎えた3戦目は、一般C3九十（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で富沢希騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したマルモウケにハナ差届かず2着に甘んじた。

8月12日、中1週で迎えた4戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、勝ったゲハイムヴァッフェにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中4週で迎えた5戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月30日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタネノコアを鮮やかな末脚で半馬身差し切って断トツの支持に応えた。

10月18日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったフェスティヴデールにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

5歳（2020年）

3月17日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、一般C3五六七（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のセンジュエースに2馬身半の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

4月10日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

5月18日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（6戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

2020年5月26日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。