マルタカビーナス（1984年生、母マルタカチェリー）

経歴

デビュー前

3歳（1987年）

2月28日、デビュー戦は林満明騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は458kg。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（阪神ダート1200m 小雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝1200m 雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で林満明騎手（3戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウワールドを途轍もない末脚でハナ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

4歳（1988年）

1月5日、約8か月半の休み明けで迎えた5戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（4戦1勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で林満明騎手（5戦1勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた7戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で林満明騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

3月26日、中5週で迎えた8戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で林満明騎手（7戦1勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた9戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

4月29日、中1週で迎えた10戦目は、山本康二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（京都芝1400m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。20頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて8着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた11戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下の新発田特別（新潟芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

7月3日、中6週で迎えた12戦目は、5歳以上400万下（中京芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は山本康二騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

8月13日、中5週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は林満明騎手（8戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

5歳（1989年）

1月29日、約5か月半の休養明けで迎えた14戦目は、樋口弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

2月11日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で樋口弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、抜け出したナリタラッキーを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3月19日、中4週で迎えた16戦目は、久保敏文騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

4月29日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。20頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた18戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（京都芝1600m 外回り曇/重）に出走。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた19戦目は、小谷祐司騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京芝1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上400万下（中京芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は林満明騎手（9戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。