アバンチュール（2008年生、母ファストマダム）

アバンチュール（2008年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冒険（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のツルマルボーイ（当時10歳）と交配したファストマダムが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大野牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方17戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

1月29日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

2月25日、中3週で迎えた2戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

3月4日、連闘で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月24日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

3月31日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で友森翔太郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で友森翔太郎騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月19日、中1週で迎えた9戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったヒシバローロに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したタケデンイエローにアタマ差届かず2着となった。

7月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤利征騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた13戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた15戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したニシノコイシクテを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

10月3日、連闘で迎えた17戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2九（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。