ワンモアベスト（1999年生、母ユートガビー）

ワンモアベスト（1999年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のベストタイアップ（当時7歳）と交配したユートガビーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）チャンピオンズファーム。戦績は、地方33戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

林正夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

5月9日、デビュー戦は桜井拓章騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月30日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月13日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桜井拓章騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月25日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で桜井拓章騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロジェムに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月13日、中3週で迎えた8戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた10戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月1日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた12戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

3歳（2002年）

1月3日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のニューイヤーカップ（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた16戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

6月16日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

7月13日、中3週で迎えた18戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川浩文騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた20戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

9月8日、中3週で迎えた21戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた23戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月10日、中4週で迎えた24戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤシロダンガンを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

12月14日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサーファーをクビ差振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

4歳（2003年）

1月2日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた30戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

4月12日、中3週で迎えた32戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は権藤学騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた33戦目は、岡元隆太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。