トウカイボンバー（1987年生、母ワールドピヤレス）

トウカイボンバー（1987年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のプレストウコウ（当時13歳）と交配したワールドピヤレスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ムラカミファーム。戦績は、中央平地3戦1勝、中央障害10戦2勝2着2回、地方32戦8勝2着10回。1992年の新潟障害ステークス(障害4歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

梶原軍造厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1989年）

5月28日、デビュー戦は伊藤強一騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた2戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた3戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤強一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤強一騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1990年）

4月29日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた6戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤強一騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリネンダーリングから3馬身差の2着に敗北した。

5月17日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤強一騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のリキアイホマレに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月29日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤強一騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミツアキプリンセスに3/4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

7月4日、中4週で迎えた9戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤強一騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤強一騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったビツクジユエルから6馬身差の2着に敗北した。

8月12日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤強一騎手（8戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた12戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のノースムーンライトに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月11日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の奥飛騨特別イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のノースムーンライトに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月22日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフワノビートから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニオーザに1馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

12月12日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のユーマゼンシヨウに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月28日、中1週で迎えた19戦目は、葉牡丹特別（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフワノビートに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（1991年）

1月9日、中1週で迎えた20戦目は、ことぶき特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤勝己騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフワノビートから4馬身差の2着に敗北した。

1月23日、中1週で迎えた21戦目は、笠松ジョッキーカップh（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で安藤勝己騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカノーザンから3馬身差の2着に敗北した。

2月7日、中1週で迎えた22戦目は、井上孝彦騎手を鞍上に迎えて、寒椿特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた23戦目は、春蘭特別（笠松ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（9戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月24日、約4か月半の休養明けで迎えた24戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（10戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエンペラーサンから1馬身半差の2着に敗北した。

8月18日、中3週で迎えた25戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、笠松オールカマー（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（11戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルトピオに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月8日、中1週で迎えた27戦目は、すすき特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（12戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニエースから4馬身差の2着に敗北した。

9月29日、中2週で迎えた28戦目は、C級チャンピオン（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（13戦6勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリアルスーパーから2馬身半差の2着となった。

10月22日、中2週で迎えた29戦目は、一般B2ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（14戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウシヨウパンサーから1馬身差の2着に敗北した。

11月6日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤勝己騎手（15戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月15日、中5週で迎えた31戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイティアーダを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（1992年）

1月5日、中2週で迎えた32戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の東雲賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

1月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

2月15日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた34戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月29日、中1週で迎えた35戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた36戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルガイストから8馬身差の2着に敗北した。

4月4日、中1週で迎えた37戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた38戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で中竹和也騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた39戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で中竹和也騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマチカネオトコヤマからハナ差の2着となった。

5月17日、中1週で迎えた40戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で中竹和也騎手（6戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた41戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で中竹和也騎手（7戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキタシバサンダーに6馬身の差をつけて優勝

7月4日、中4週で迎えた42戦目は、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で中竹和也騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のセンタージュンに1馬身1/4の差をつけて勝利数を11に伸ばす

8月2日、中3週で迎えた43戦目は、新潟障害ステークス（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で中竹和也騎手（9戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6歳（1993年）

7月4日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた44戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、耶馬渓賞（中津ダート1760m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったビコーカチドキから1馬身半差の2着に敗北した。

7月25日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた45戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。