コスモローダンセ（2007年生、母キョウエイトーカー）

コスモローダンセ（2007年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋花名」。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時19歳）と交配したキョウエイトーカーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地8戦0勝、地方16戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の区界賞(一般C1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、岡田スタッドから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、ビッグレッドファームによって420万円で落札された。

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

12月12日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。馬体重は414kg。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

3歳（2010年）

2月20日、中9週で迎えた2戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

4月18日、中7週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

5月8日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

6月27日、中6週で迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は伊藤工真騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入った。

8月1日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた8戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

9月25日、中4週で迎えた9戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、とわだ朝トラレース（盛岡芝1600m 小雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったスズノエイユウに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた10戦目は、楽天競馬賞（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスズノエイユウに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月23日、中1週で迎えた11戦目は、区界賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のファーマレッドを3/4馬身振り切って2勝目を手にした。

11月15日、中2週で迎えた12戦目は、住田町かっこ花レース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた13戦目は、一般B2七（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

12月13日、中1週で迎えた14戦目は、健康と癒しの郷八幡平レース（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタカラムーンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月26日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2六（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず3着に敗れた。

4歳（2011年）

1月2日、連闘で迎えた16戦目は、日本一のもちつき大会レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

5月15日、約4か月半の休養明けで迎えた17戦目は、がんばろう陸前高田（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

6月25日、中5週で迎えた18戦目は、せんまや夜市30周年記念レース（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

8月7日、中5週で迎えた19戦目は、十和田駒街道レース（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた20戦目は、黒沢川せせらぎ公園レース（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で村上忍騎手（11戦2勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた21戦目は、北上みちのく民俗村レース（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は13戦連続で村上忍騎手（12戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた22戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、神無月賞（盛岡芝1000m 雨/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた23戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、衣川歴史ふれあい館レース（盛岡芝1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた24戦目は、盛岡津志田芋レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（13戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。