イチカラット（1992年生、母アサクサバランス）

Ichi Carat

1992.04.23

イチカラット（1992年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のフオテイテン（当時8歳）と交配したアサクサバランスが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐竹 学。戦績は、中央平地6戦0勝、地方11戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の一般C2。

経歴

デビュー前

柴田不二男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

3月26日、デビュー戦は内田国夫騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

11月26日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に敗れた。

12月16日、連闘で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

4歳（1996年）

1月28日、中5週で迎えた5戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の香春岳特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい13着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下の小石原特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

4月13日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードオスカーに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月2日、中2週で迎えた8戦目は、一般C4（三条ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンコーハヤブサから2馬身半差の2着に敗北した。

6月1日、中0週で迎えた10戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントラモスから1馬身半差の2着に敗北した。

7月7日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキャニオンボナンザに1馬身半の差をつけて2勝目を収める

5歳（1997年）

5月1日、約10か月の休み明けで迎えた13戦目は、山ノ井良浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアイルウインに4馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

5月31日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山ノ井良浩騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月18日、中8週で迎えた16戦目は、一般C1ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山ノ井良浩騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた17戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山ノ井良浩騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。