サンコーハヤブサ（1992年生、母エスケーヤング）

サンコーハヤブサ（1992年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカツラギエース（当時12歳）と交配したエスケーヤングが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は漆原節男。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は1996年の太白山賞(一般C1)。

経歴

デビュー前

田中和夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

2月5日、デビュー戦は佐藤照雄騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は476kg。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤照雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

3月25日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で佐藤照雄騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

10月13日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ハ（三条ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のザレアルに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月26日、中1週で迎えた5戦目は、4歳C2（三条ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロカンピートから1馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中1週で迎えた6戦目は、4歳C1（三条ダート1700m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロカンピートから5馬身差の2着となった。

11月24日、中1週で迎えた7戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピーブライアンに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

12月3日、連闘で迎えた8戦目は、飯泉之男騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1996年）

1月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、5歳C1（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッピーブライアンから2馬身半差の2着に敗北した。

4月5日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、一般C3ニ（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のムーランダッシュに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

4月13日、連闘で迎えた11戦目は、石井久治騎手を鞍上に迎えて、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石井久治騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイチカラットに2馬身半の差をつけて制した。

6月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードタイタンから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1ハ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は石井久治騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったニッポーサルタンから1馬身差の2着に敗北した。

6月30日、中1週で迎えた16戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、太白山賞（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のタイムゾーンに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

7月7日、連闘で迎えた17戦目は、一般B2（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた18戦目は、一般B2ハ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリトルダイリンから1馬身差の2着に敗北した。

9月14日、中6週で迎えた19戦目は、胎内特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた20戦目は、村松成哲騎手を鞍上に迎えて、一般B2（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた21戦目は、一般B2（三条ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松成哲騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルギフトから半馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村松成哲騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサプライズに1馬身半の差をつけて制した。

11月13日、中2週で迎えた23戦目は、関川特別（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村松成哲騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で村松成哲騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアルファプリオールに半馬身の差をつけて7勝目をマークした。

12月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2（新潟(地)ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村松成哲騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1997年）

1月3日、中3週で迎えた26戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1800m 雪/重）に出走。鞍上は7戦連続で村松成哲騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。