ドラマティックデイ（2008年生、母モダンガールダンス）

ドラマティックデイ（2008年2月25日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「劇的な日」。毛色は鹿毛。種牡馬のアポインテッドデイ（当時7歳）と交配したモダンガールダンスが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽禮治。戦績は、中央平地2戦0勝、地方19戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2013年の蘇水峡特別(一般C13ロ)。

経歴

デビュー前

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

7月10日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

5歳（2013年）

5月30日、約22か月の休養明けで迎えた3戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカミノプレゼントに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月14日、中1週で迎えた4戦目は、白山特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ファイアスクリーンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月28日、中1週で迎えた5戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のカミノプレゼントに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月12日、中1週で迎えた6戦目は、蘇水峡特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のワイドフューチャーを3/4馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

7月25日、中1週で迎えた7戦目は、C級チャンピオン特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた8戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエーシングラマラスに約12馬身の大差をつけて断然の支持に応えた。

9月12日、中3週で迎えた9戦目は、オッズパーク杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したエーシンエムホープを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

9月23日、中1週で迎えた10戦目は、れんこん料理の竹扇賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のゼンノティソナに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月10日、中1週で迎えた11戦目は、高山特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（8戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったピースキャンドルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で向山牧騎手（9戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

11月18日、中3週で迎えた13戦目は、神楽月賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で向山牧騎手（10戦5勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったゴッドスピードユーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月9日、中2週で迎えた14戦目は、一般C5（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で向山牧騎手（11戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたヤマニンヘリテージ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

12月29日、中2週で迎えた15戦目は、一般C4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で向山牧騎手（12戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

6歳（2014年）

1月9日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で向山牧騎手（13戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

2月13日、中4週で迎えた17戦目は、一般C4（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で向山牧騎手（14戦5勝）。6頭立ての2番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマハリクに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3月13日、中3週で迎えた18戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、若草特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

4月11日、中3週で迎えた19戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、奈良津桜賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた20戦目は、マックル賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（15戦6勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（16戦6勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。