ケージーオドリコ（2003年生、母ナポレオンオオミネ）

ケージーオドリコ（2003年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋踊り子」。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時11歳）と交配したナポレオンオオミネが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上雅規。戦績は、中央平地3戦0勝、地方14戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の一般C3。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

11月12日、デビュー戦はD.ボニヤ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく10着に敗れた。

3歳（2006年）

9月23日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた3戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

11月18日、中7週で迎えた4戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線に入ると、前で粘るチョウヨウを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月3日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るシャインスライブを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて2勝目をマークした。

12月17日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイネオードリーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を掴み取った。

4歳（2007年）

1月7日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたヤマボウシピンク決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は関本淳騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月23日、連闘で迎えた10戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（5戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（6戦3勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月29日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、一般C1五（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（8戦3勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

12月24日、中7週で迎えた14戦目は、岩手雪まつり杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコスモキラウェアを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

5歳（2008年）

1月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、一般C2一（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

4月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに20kg増やして迎えた16戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C1一（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。