ハナムラ（2007年生、母センセーショナル）

ハナムラ（2007年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「花＋村」。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時15歳）と交配したセンセーショナルが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）グリーンヒルスタッド。戦績は、中央平地5戦0勝、地方18戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

9月20日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

12月20日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

3歳（2010年）

1月17日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず最後はコスモピアチューレと並んで12着同着となった。

1月30日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた5戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、カネツパワーに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月31日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のマーチフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

5月19日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブルーアラビアンに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るプライズオブガールを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1番人気に応えた。

6月15日、中1週で迎えた10戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳B（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

7月7日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、ききょう賞（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた12戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のトーアボンボンに4馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

8月26日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の有りの実特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笠野雄大騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた15戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

11月4日、中5週で迎えた16戦目は、一般C2七八（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は笠野雄大騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた17戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2六七（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は笠野雄大騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

4歳（2011年）

1月20日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2九十（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

1月27日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2十11十二（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

2月21日、中3週で迎えた22戦目は、牝馬限定戦のスズガモ賞（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は笠野雄大騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

3月2日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。