ハワイアンタイム（2020年生、母ザマンダ）

Hawaiian Time

2020.02.10

ハワイアンタイム（2020年2月10日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「ハワイアンタイム」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時12歳）と交配したザマンダが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方5戦5勝。主な勝ち鞍は2023年の里平大滝賞(一般C32 C41)。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

6月25日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は500kg。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい17着に敗れた。

8月13日、中6週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

10月5日、中7週で迎えた3戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のエルフサイエンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月19日、中1週で迎えた4戦目は、里平大滝賞（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメーテルコートに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月22日、中4週で迎えた5戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のシャンドゥルンに1馬身の差をつけて1番人気に応えた。

12月29日、中4週で迎えた6戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のレッドフローガに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

デビュー前

須田和伸厩舎（大井）へ入厩。

2月11日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、オフト新潟賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての10番ゲートからスタート。出走取消となった。

4歳（2024年）

2月26日、中7週で迎えた7戦目は、一般C2十六十七（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウォーハンマーに1馬身1/4の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月21日、中7週で迎えた8戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したジュドーにハナ差届かず2着となった。

5月5日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウイングランブルーを上がり3位タイの末脚でハナ差だけ差し切って単勝一倍台の評価に応えた。

5月25日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラスの葉山特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月28日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラス（中京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの国立特別（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。