ダイカツマッドネス（1990年生、母ダイカツヒメ）

ダイカツマッドネス（1990年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のリーフアーマツドネス（当時10歳）と交配したダイカツヒメが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は神垣道弘。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回、地方13戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の富良野特別(500万下)。

経歴

デビュー前

佐藤順次厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1992年）

11月10日、デビュー戦は脇本一幸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は501kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカズノスマイルに約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

12月31日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のシクラメン特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスボーイに1馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

3歳（1993年）

1月15日、中1週で迎えた4戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の京浜盃（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋三郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。14着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の若駒特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋三郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月25日、約8か月の休養明けで迎えた7戦目は、河津徳幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったチアズファンシーから3馬身差の2着となった。

11月6日、中1週で迎えた8戦目は、土井道隆騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の佐賀菊花賞（佐賀ダート2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で土井道隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた10戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で土井道隆騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた11戦目は、中島記念（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で土井道隆騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳（1994年）

1月5日、中0週で迎えた12戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で土井道隆騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイドイルマンから1馬身差の2着となった。

1月22日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で土井道隆騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアサブキロイヤルに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月18日、約5か月の休み明けで迎えた14戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の千歳特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた15戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の富良野特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヤマヒサコスモスに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

7月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のUHB賞（札幌芝2600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったスターペスカナイにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

8月21日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下の松前特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で清山宏明騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。