タイコウシーザー（1998年生、母タイコウチャチャ）

Taiko Caesar

1998.05.12

タイコウシーザー（1998年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のネーハイシーザー（当時8歳）と交配したタイコウチャチャが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）西田牧場。戦績は、地方16戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の3歳。

経歴

デビュー前

栗原清厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2000年）

9月21日、デビュー戦は野口正宏騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

10月25日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のブンブクフレイズをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月29日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野口正宏騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた4戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

3歳（2001年）

1月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は野口正宏騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

1月18日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では賦性の闘争心でゴールまで頑張り、3着を確保した。

2月4日、中1週で迎えた7戦目は、多田義則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金盞花特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は野口正宏騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

6月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた10戦目は、K.デザーモ騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

7月26日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は森下博騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は多田義則騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は野口正宏騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月30日、中4週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のスズダイバーに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のダリア特別（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で野口正宏騎手（7戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

10月25日、中0週で迎えた16戦目は、3歳戦の真鶴岬特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で野口正宏騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキサンシロウから3馬身差の2着となった。