ミヤビビスカ（2010年生、母ミヤビアゼリア）

ミヤビビスカ（2010年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋万歳（カタロニア語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時15歳）と交配したミヤビアゼリアが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）金石牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方32戦0勝2着5回。

経歴

デビュー前

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

8月12日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

9月15日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた3戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

12月2日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

3歳（2013年）

1月4日、中4週で馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた5戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の伊達洋祝還暦（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

1月10日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

1月16日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

1月31日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（5戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコスモオデッセイに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月13日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で柿原翔騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柿原翔騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で柿原翔騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で柿原翔騎手（10戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で柿原翔騎手（11戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で柿原翔騎手（12戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、勝ったテイケイファインにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

5月8日、連闘で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で柿原翔騎手（13戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で柿原翔騎手（14戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で柿原翔騎手（15戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で柿原翔騎手（16戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で柿原翔騎手（17戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

7月21日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた24戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3ニ（高知ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったミヤビハカンに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

8月10日、連闘で迎えた25戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したクレバーシャインを差し切れず、1馬身差の2着となった。

8月24日、中1週で迎えた26戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の片平淳一美樹結婚特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた27戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクレバーシャインに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月14日、連闘で迎えた28戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた29戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた30戦目は、三嶺特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

10月13日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、4着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた32戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

11月9日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた33戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた36戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。