アジュディカツオー（2003年生、母アステリーナイス）

Adjudi Katsu O

2003.03.31

アジュディカツオー（2003年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時16歳）と交配したアステリーナイスが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は澤田 嘉隆。戦績は、地方14戦2勝。主な勝ち鞍は2005年の雷鳥特別。

経歴

デビュー前

佐藤壽厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2005年）

7月15日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきり、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のワンアンドワンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月29日、中5週で迎えた2戦目は、2歳戦のはやぶさ特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に敗れた。

10月31日、中8週で迎えた3戦目は、2歳戦の日経トワイライト賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた4戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のピラカンサ特別（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、速いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神でバテることなく粘り続けて、最後は2着のカネショウマリノスをクビ差振り切って2勝目を手に入れた。

12月31日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のアザレア特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

3歳（2006年）

2月17日、中6週で迎えた7戦目は、3歳戦の駿風スプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、最後はアケボノユウシャと並んで5着同着となった。

3月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の沈丁花特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

4月14日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のアイリス特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のカーネーション特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

10月4日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般B3四 C1四（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた12戦目は、おおいぬ座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では全く伸びず13着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた13戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。