バブルカムサンデー（1998年生、母レイニーガール）

バブルカムサンデー（1998年6月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時5歳）と交配したレイニーガールが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パラダイス・ファーム。戦績は、地方10戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年の一般C2五イ。

経歴

デビュー前

熊坂光広厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2000年）

6月30日、デビュー戦は桑島孝春騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は484kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したホクリョードーベルに半馬身届かず2着に敗北した。

9月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったゴーゴーナイナーに詰め切れず、8馬身差の2着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた3戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月6日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4歳（2002年）

3月1日、約16か月の休み明けで迎えた5戦目は、篠田剛孝騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったイシノアサティスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月29日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2六イ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で篠田剛孝騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、トップハリケーンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

4月17日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠田剛孝騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジュリアンソウルにハナ差交わされて2着に甘んじた。

5月6日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2五イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で篠田剛孝騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のダンシングジョージに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月12日、中4週で迎えた9戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で篠田剛孝騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で篠田剛孝騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。