ダンシングジョージ（1998年生、母ミノリホーライ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、小林米春から「北海道7月当歳市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、小林米春から「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

3歳（2001年）

4月5日、デビュー戦は佐藤隆騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月23日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のダッシュワンに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月19日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のトモノアーミジャーを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

11月19日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月19日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、山中尊徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

4歳（2002年）

3月1日、中9週で迎えた7戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

3月29日、中3週で迎えた8戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2六ア（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったカミナリマジックに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月17日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2五イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったバブルカムサンデーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るピンサークローを目の覚めるような末脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

6月10日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、一般C2二ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた13戦目は、撫子特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のタイキダイナマイトをアタマ差振り切って4勝目を手にした。

8月27日、中5週で迎えた15戦目は、ミルキーウェイ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（5戦2勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた16戦目は、秋涼特別（船橋ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（7戦2勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったチャプリットに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（8戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイキダイナマイトを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月25日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（9戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた19戦目は、晩秋特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（10戦3勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1三ア（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（11戦3勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。