ラクスガウディ（2021年生、母スピリットレイク）

ラクスガウディ（2021年1月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「喜びの湖。月の湖の名前の一つ」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時18歳）と交配したスピリットレイクが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2024年の3歳B C1。

経歴

デビュー前

坂口智康厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

7月16日、デビュー戦は角田大河騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた2戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に終わった。

10月15日、中9週で迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝2000m 小雨/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

12月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は角田大河騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

3歳（2024年）

1月11日、中5週で迎えた6戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

1月25日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C1（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた9戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（姫路ダート1500m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず3着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B C1（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は永井孝典騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のインターセプトに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月26日、中2週で迎えた11戦目は、3歳A B（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた12戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、3歳B（園田ダート1230m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、エイシンオキクルミに交わされて1馬身半差の2着となった。

4月30日、中2週で迎えた13戦目は、高橋愛叶騎手を鞍上に迎えて、3歳B C1（園田ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の敢闘精神でゴールまで頑張り、4着を確保した。