マルケントップ（1996年生、母デーエスマルケン）

マルケントップ（1996年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のキタジマオー（当時10歳）と交配したデーエスマルケンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村和夫。戦績は、地方34戦10勝2着4回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系4歳。

経歴

デビュー前

柴田高志厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1998年）

6月23日、デビュー戦は青木達彦騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は438kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、伸びてきたリードセイコ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

7月17日、中2週で迎えた2戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るパワーマンを驚異的な末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

10月21日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は青木達彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木達彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

3歳（1999年）

4月28日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、上野貴久騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワイエスパレードに6馬身の差をつけて休養明け初戦を物にした。

5月19日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上野貴久騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は青木達彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセイエイナンバーツに5馬身の差をつけて3勝目をマークした。

6月23日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は上野貴久騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野貴久騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

12月30日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた10戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で上野貴久騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

4歳（2000年）

1月13日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C3ハ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は青木達彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は上野貴久騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

3月8日、中5週で迎えた13戦目は、アラ系一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野貴久騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

4月2日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、アラ系一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青木達彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のリンゴーヒメに3馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

4月23日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は上野貴久騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュウアヤメに4馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

8月30日、約4か月半の休養明けで迎えた16戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野貴久騎手（8戦2勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C3（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で上野貴久騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般C3（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で上野貴久騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、カイキョウアンサーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系一般C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で上野貴久騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、カイキョウアンサーに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月5日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系一般C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で上野貴久騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のサツキノオトメに4馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

11月28日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で上野貴久騎手（13戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

5歳（2001年）

1月25日、中7週で迎えた22戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で上野貴久騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で上野貴久騎手（15戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

3月11日、中3週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で上野貴久騎手（16戦3勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた25戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた26戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のレッドオスカルに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月15日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系一般A（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タカラナイスナイスにクビ差交わされて2着に惜敗した。

6月18日、中4週で迎えた28戦目は、アラ系一般A11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオグリベイビーに4馬身の差をつけて8勝目を奪取した。

7月12日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系一般A9 11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のチカラノテンシンを半馬身振り切って勝利をモノにする

8月16日、中4週で迎えた30戦目は、しゃくなげ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナイスヒロシに3馬身の差をつけて優勝

8月30日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般A5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般A6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青木達彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

10月17日、中4週で迎えた33戦目は、アラ系一般A4-7（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた34戦目は、アラ系一般A4-7（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。