スパイダーバローズ（2019年生、母マラコスタムブラダ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、猪熊広次によって1億7,280万円で落札された。

2歳（2021年）

8月15日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月16日、中8週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

11月14日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

3歳（2022年）

4月24日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

5月21日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

7月31日、中5週で迎えた7戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

2022年8月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月13日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、新冠町軽種馬生産振興会特別2（門別ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

10月11日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた9戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、新冠町マネーバックラリー特別（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、アースウルフにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月25日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、鉄人桜井良太特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、フクノバルトランに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月6日、中5週で迎えた11戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、シトリン特別（大井ダート2000m 晴/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、伸びてきたロヴェンテ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中2週で迎えた12戦目は、C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

4歳（2023年）

3月30日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、おおぐま座特別（大井ダート2000m 晴/不良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、ラムリケティに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、猪熊広次によって1億7,280万円で落札された。

福永敏厩舎（大井）へ入厩。

5月22日、中4週で迎えた15戦目は、JAいちかわ賞（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた16戦目は、へび座特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

12月6日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、やまねこ座特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（5戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

5歳（2024年）

3月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から9kg絞って迎えた18戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた19戦目は、こぐま座特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

9月4日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、2024川崎ジョッキーズカップ第8戦（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。