マジカルソング（2016年生、母チケットトゥダンス）

Magical Song

2016.02.04

マジカルソング（2016年2月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時12歳）と交配したチケットトゥダンスが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2020年の一般C1四。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、三石ビクトリーファームによって280.8万円で落札された。

鈴木正也厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2019年）

12月1日、デビュー戦は青柳正義騎手を鞍上に据えて、一般C2十二（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は506kg。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた2戦目は、一般C2十三（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2020年）

3月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

3月22日、連闘で迎えた4戦目は、一般C2七（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったケンブリッジバッハに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

4月5日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2七（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るローレルリースをアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

4月21日、中1週で迎えた6戦目は、くりから夢街道ウォーク特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、五月晴賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた8戦目は、青葉の湯涌特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で葛山晃平騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のラントシャフトをハナ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

6月9日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で葛山晃平騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったカヴァリエールにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

6月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、一般C1二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で葛山晃平騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた11戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた12戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のレイズアチアーに3馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。