リンデンタイキ（1997年生、母クイーンマツサリア）

リンデンタイキ（1997年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時7歳）と交配したクイーンマツサリアが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方15戦10勝。主な勝ち鞍は1999年の3歳。

経歴

デビュー前

手島勝利厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1999年）

8月14日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマークスターを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月20日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスーパーセタリオンに2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

12月5日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3歳（2000年）

1月3日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のニューイヤーカップ（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東真市騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のナイキユアハートを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

3月26日、中5週で迎えた7戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（3戦2勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

11月5日、約7か月半の休み明けで迎えた8戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイメージゼウスに8馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。

11月26日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアンザラビーナスに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（6戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウイングホースに6馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

12月23日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（7戦5勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

4歳（2001年）

1月28日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（8戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサッカーダンサーに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（9戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユーセイファイターに4馬身の差をつけて8勝目を手にした。

10月27日、約8か月半の休み明けで迎えた14戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（10戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジグラマーに3馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

11月18日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山口勲騎手（11戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジグラマーに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（2002年）

11月10日、約12か月の休み明けで迎えた16戦目は、コスモス特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山口勲騎手（12戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた17戦目は、バーベナ特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山口勲騎手（13戦9勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。