ユーセイファイター（1995年生、母サンキャサリン）

ユーセイファイター（1995年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のリードワンダー（当時17歳）と交配したサンキャサリンが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河小林牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方43戦11勝2着6回。主な勝ち鞍は2000年の九千部賞(C1)。

経歴

デビュー前

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

10月3日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は482kg。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月24日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

4歳（1999年）

5月15日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から19kg戻して迎えた3戦目は、中島裕明騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトサークルに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月29日、中1週で迎えた4戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島裕明騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートセカイオーに2馬身の差をつけて優勝

6月12日、中1週で迎えた5戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島裕明騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったツルガネトロメオからアタマ差の2着に甘んじた。

6月19日、連闘で迎えた6戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中島裕明騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケイウンヒーローに7馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

7月3日、中1週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で中島裕明騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアンサーヒメに4馬身の差をつけて4勝目を手にした。

7月18日、中1週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中島裕明騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミスコインドに8馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

7月31日、中1週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中島裕明騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンクルミラクルから2馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中3週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で中島裕明騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカラッキーからクビ差の2着に甘んじた。

9月18日、中2週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中島裕明騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエスジーテンペストをクビ差制して勝利を手中に収めた。

10月23日、中4週で迎えた12戦目は、大観峰特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で中島裕明騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシンセイマークに2馬身の差をつけて制した。

11月13日、中2週で迎えた13戦目は、根子岳特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で中島裕明騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた14戦目は、大観峰特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で中島裕明騎手（11戦7勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた15戦目は、金峰山特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で中島裕明騎手（12戦7勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケカシンイチロウから1馬身差の2着となった。

5歳（2000年）

1月23日、中3週で迎えた16戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で中島裕明騎手（13戦7勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で中島裕明騎手（14戦7勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた18戦目は、金峰山特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で中島裕明騎手（15戦7勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で中島裕明騎手（16戦7勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のナイキザホープに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月23日、中4週で迎えた20戦目は、田島宗典騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた21戦目は、金峰山特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中島裕明騎手（17戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月4日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、九州SAN国ジョッキーズカップ（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月11日、約5か月半の休養明けで迎えた23戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月25日、中1週で迎えた24戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた25戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオリオンザバンブーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて9勝目をつかんだ。

12月25日、中1週で迎えた26戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のジェンツサファリをクビ差振り切って10勝目を達成した。

6歳（2001年）

1月29日、中4週で迎えた27戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリンデンタイキを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月24日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は北村欣也騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月29日、約8か月の休養明けで迎えた31戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、有明新報カップ（荒尾ダート1900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月21日、中2週で迎えた32戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったミルエースから1馬身差の2着となった。

12月10日、中2週で迎えた33戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフレッシュレガリアに2馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

12月24日、中1週で迎えた34戦目は、豊の国特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7歳（2002年）

1月3日、中0週で迎えた35戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた36戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第2戦）（荒尾ダート2000m 小雨/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた37戦目は、フェニックス特別（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月18日、中5週で迎えた38戦目は、阿蘇中岳カップ（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた39戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー特別（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた40戦目は、エフエム中九州特別（荒尾ダート1900m 小雨/稍重）に出走。鞍上は林陽介騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた41戦目は、つばき特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた42戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた43戦目は、有明新報カップ（荒尾ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月23日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた44戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた45戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。8着に敗れた。