カワキタバラッケー（1986年生、母パワーバラツケー）

Kawakita Barraques

1986.03.10

カワキタバラッケー（1986年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のナンシンホープ（当時8歳）と交配したパワーバラツケーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は岩崎 菅典。戦績は、中央平地11戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

元石孝昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

6月18日、デビュー戦は岡山定夫騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は434kg。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったツキノヨシツネに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月26日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はモガミオンリーと並んで2着同着となった。

7月10日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡山定夫騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、忙しいペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず3着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で岡山定夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で岡山定夫騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のエンブレムに半馬身の差をつけて1位に入線したが、その後失格となった。

8月27日、中1週で迎えた6戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ライトアイガーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月25日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって7着に敗れた。

10月23日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

11月19日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた10戦目は、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月3日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡山定夫騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。