レディーブラント（2015年生、母デュランティ）

レディーブラント（2015年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「世界一高値をつけたバイオリンの愛称より」。毛色は鹿毛。種牡馬のシルポート（当時10歳）と交配したデュランティが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）ダイヤモンドファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の乙女座賞。

経歴

デビュー前

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

6月10日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

9月23日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた4戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の乙女座賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のオーロラベルンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

11月9日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦1勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦1勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーセンスピネルを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の冬の花賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた8戦目は、山崎良騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の本日は全レース払戻率80%賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

3歳（2018年）

1月12日、中1週で迎えた9戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

2月22日、中5週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は山崎良騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎良騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた12戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた13戦目は、高橋昭平騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた14戦目は、小林拓未騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた15戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。