サンエイジャンセン（2012年生、母ヤマトナデシコⅡ）

Sanei Jansen

2012.02.18

サンエイジャンセン（2012年2月18日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時9歳）と交配したヤマトナデシコⅡが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、地方14戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の2歳C2三。

経歴

デビュー前

瀬戸幸一厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2014年）

12月22日、デビュー戦は菅原辰徳騎手を鞍上に据えて、2歳C2三（水沢ダート850m 小雪/不良）に出走。馬体重は465kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のラッシュボールに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2015年）

7月26日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳戦の盛岡さんさ踊り賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい5着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた3戦目は、3歳C1三（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた4戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ダンストンフィートに交わされて2馬身差の2着となった。

9月6日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

9月13日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったペネトレイトに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

9月27日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原辰徳騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったムゲットに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原辰徳騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原辰徳騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原辰徳騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で菅原辰徳騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で菅原辰徳騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で菅原辰徳騎手（12戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のダンストンフィートに6馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

12月29日、中0週で迎えた14戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は14戦連続で菅原辰徳騎手（13戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキョウエイビジンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。