ダンサリーノ（2016年生、母グッドウッドマーチ）

ダンサリーノ（2016年2月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「踊り子（ポルトガル語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時14歳）と交配したグッドウッドマーチが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。主な勝ち鞍は2019年の草野仁さん来場記念賞(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

中内田充正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

6月1日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は424kg。18頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

8月11日、中9週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

9月26日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアネゴをアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

10月10日、中1週で迎えた5戦目は、草野仁さん来場記念賞（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のセクシオンドールをアタマ差振り切って2勝目を獲得した。

11月17日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた6戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って15着に敗れた。